機関車トーマスの不思議な世界観2

2っていってるんだから当然1もだいぶ前に書いたんだけど、そもそもこの頃からトップハムハット卿が面白すぎてその事を書きたくてあたためてきたお題だった。

機関車トーマスは数ヶ月前あたりから新クールに突入したらしく、毎週日曜日の朝7:00からEテレで放送されるエピソードは皆初めて見るものばかりなのだが、相変わらず、トーマスを含むレギュラーメンバー、その中でもプライドの高いゴードンは前回エピソードで学んだことをすっかりクリーンナップされて相変わらず、その気質からくる失敗を繰り返している。とは言っても新メンバーのエピソードに時間を割いているためか、主役ですら出番なしとかあったりしてこんな小さな島にどんだけ機関車必要なのさって感じなんだけど。

で、そのソドー鉄道のトップであるハット卿なのですがこの人が・・なんというかよくいえば人間味豊かで、マネジメントとしては俺様でぶっちゃけ「ブラック上司」・・なのですよ。

見栄えとしても肥満は自己管理できていない証の国なら、ちょっと失格レベルのポッチャリさんだし、その役に立つ仕事の中には明らかに公私混同、すなわち私の母を迎えに行けとか、妻と私を送っていけとか、私の納屋が火事だから早く消火しろだのかなりの比率で私最優先なものが多数を占めている。

整備工場のビクターが仕事オーバーフローしたときも、私が頼んだゴードンの修理をごり押ししていたし、機関車の仕事のプライオリティはすべて私最優先なところがすご〜くマネジメントとしてそれどう?って感じ

あと、いつも部下(機関車)のおイタを叱咤する展開で「君のせいで後れと混乱が生じている」って責めるんだけど、プロセスを全く見ないで結果だけで判断するところが気になるんですね。

ヒロがディーゼルの嫌がらせのせいでハット卿に牛乳ぶちまけたときも、トーマスが事実を伝えてなかったら明らかにヒロが謂れのない叱責を受けるところだったわけで、2度も牛乳ぶちまけられたという事実にかなり頭に血が上っていらしてヒロの性格からしたらそんなことありえないんだから、マネジメント的にはなぜ、このようなことが起きたのかを追求するんじゃあないの?って思うんですけどね。ハット卿さん、自分に災難が降り掛かると結構キレやすいんですよね、人間味あふれてるんで(^^;

自分に災難降り掛からないときは、それなりに部下(機関車)に適切な指導しているときもあるんですが・・

あと、乗り物系の操縦があまりお得意ではないらしく、彼に操縦されるレールの上を走行する車(名前忘れた)が結構気苦労が耐えないかわいそうな目にあって笑えます。クリスマスエピソードで本物のそりの操縦ができないからと、そり風に改造されたりとか・・

今クールは結構、ハット卿自身のおイタエピソードもあったりします。まあ、機関車同様、彼も一応は反省するんでそこが人間味あふれていて救いなんですが、

それにしても機関車たちはハット卿のために役に立つ事が至上の喜びのようなのですが、それに値するのに疑問視してしまう俺様っぷりがなんとも不思議なのです。